トキソプラズマって何
寄生虫の1種で、ネコ、イヌ、ヒツジ、トリ、ヒトなどに寄生します。
特にネコを飼っている場合、その糞などからヒトに移ったり、生肉を食べることから移ると言われます。
妊娠中に感染しますとこの原虫は胎盤を通過し胎児に移り、先天性トキソプラズマ症になることがあります。
すべての胎児がトキソプラズマ症になるわけではありませんが、先天性トキソプラズマ症になると、流産や胎児死亡を起こしたり、水頭症、眼の障害、知能障害やけいれん、黄疸、貧血などが頻度は少ないですが起こることがあります。
検査の方法は採血して検査します。
最近かかった可能性が高い場合、抗生物質を飲んで、お母さんから赤ちゃんにトキソプラズマの寄生虫が移るのを防ぎます。
おなかの赤ちゃんがトキソプラズマ症になったとしても産まれてくる時は無症状のことが多く、知能障害になることは稀です。
生まれた時点で血液検査かかっているかどうかを確かめかかっていれば眼の障害を防ぐために薬で治療します。